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EPISODE003
ケニアのスラム街。ミヤザキケンスケにとっての幾つかのターニングポイントの中で、このエピソードも彼にとっては大きな起点になったことは間違いない。振り返れば、学生時代から何度も海外へ行き「外の景色」に慣れ始めていた頃は心のどこかで「海外はどこもそんなに変わらないかな?」という思いがあった。そんな頃に訪れたケニアの生活や文化は彼にとって全く新しい世界で有り、とても大きな衝撃になった。現地に住む日本人との繋がりで、小学校に壁画を描かせてもらえることになったミヤザキだが、完成した絵が現地の人々に受け入れてもらえず、喜ばれることはなかった。当時のミヤザキは「アーティストとはこうあるべき」という思いが強かっただけに、彼のプライドは傷ついた。しかし、そこでとった彼の「決断」が今のミヤザキケンスケの原点を担っているようだ。その決断とは、壁画を描き直すことだったのだ。まさに自身が作り上げてきた「プライド」を壊すことでもあった。帰国までのタイムリミットが近づく中、ライブペイントのように書き直し始めたミヤザキ。それを目にした現地の一人、そしてまた一人と気が付けば多くの人々も筆を持ちミヤザキと共に絵を描きはじめたのだ。その瞬間、彼は自分自身がその地域の人々に受け入れらえているのを感じ、ミヤザキケンスケとして成すべき未来像が固まった瞬間でもあった。世界を見て回るだけでなく、現地の人々と生活を共にしたからこそ見えてくるもの。それが彼を「壁画」の世界へと大きく動かす一歩となった。
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