Episodes

森田和人

EPISODE001

ロックバンド「鶴」の敏腕マネージャー森田和人。老舗ライブハウス「新宿JAM」でバイトをしながらバンドマンを目指し、働き始めたバイトも気が付いたら8年、気がつけば立派に店長になっていた。憧れの音楽漬けの日々であったが、メンバーも揃っておらず、バンド活動は進んでいなかった。しかしこの環境は森田のある力を増幅させていた。それは「アーティストの目利き」である。「新宿JAM」は単に老舗という肩書きだけではなく、ある種の登竜門でもあった。こぞって全国からデモ音源を持ち込まれ、腕試しをする箱(ライブハウス)だ。それは昔も今も変わっていない。どれだけのメジャーアーティストがここのステージに立ったことか!つまりだ、森田はそんな聖地で多くのチャレンジャーであるバンドマン達をその耳で目利きして来たわけだ。そんな森田の耳を通して瞑っているまぶたを開けさせたのがロックバンド「鶴」であり、ギターボーカル秋野温の歌声だった。彼らの音源を聴いてすぐに惹きつけられた森田は設立したてのレーベル「JAM orchestra records」の第一弾アーティストとして彼らを起用し共に動き出した!お互い手探りながらも、ツアーとして全国のライブハウスにコンタクトを取り始めた。もちろんそれらすべてのライブハウス一つ一つにコンタクトをしたのは森田である。そうやって少しずつ「鶴」との活動を続けながらも着実にファンを増やし、念願であった大手レコードレーベルでのメジャーデビューを成し遂げたのだ。大手資本による様々な経験を積み、自分たちの目指すべき「音」を見つけた森田率いる「鶴」はついに独自レーベル「Soul Mate Record」を設立し、今では複数のレーベルアーティストまでもが在籍するようになった。ミュージシャンにとって夢のようなシンデレラストーリーだが、それを成し遂げることがどれだけ大変なことかも当人達は重々理解しいていた。しかし顔に一切出さない彼らを尊敬するし、その兄貴である森田の手腕の賜物である。彼らのイタズラのような企画はさらにパワーアップし、みんなを笑顔にしていくであろう。

 

森田和人 Read More

2018.11.09

RECOMMEND

Episodes

池田俊彦

EPISODE001

究極の黒の世界、そこに描かれるのは死を拒絶した不死者たち。老い続けながらも不死を獲得した者たちの...

2018.05.16

Episodes

久保大樹

EPISODE002

パラリンピックの候補選手には二つのタイプがある。強化指定選手と育成指定選手だ。この育成指定選手の...

2018.01.31

Episodes

小山希美

EPISODE001

劇団「テアトル・エコー」、そして劇団KEYBOARD脚本・演出家 小山希美。一見不器用そうな「女の子」とい...

2017.06.23

Episodes

菊野昌宏

EPISODE002

江戸時代に作られた「万年時計」をご存じだろうか。日本で創られた時計の中でも複雑な構造が組み合わさ...

2018.10.12

Episodes

Luise Ono

EPISODE001

植物や生き物たちをモチーフに自然の溢れるエネルギーを描くミューラリストLuise Ono!彼女が初めて壁画...

2018.10.05

Episodes

HARUKA

EPISODE003

「ありがとうを伝えたい」そう優しく語るのはアーティスト「HARUKA」。HARUKAにとって「ART=遊び」、か...

2018.02.16

Episodes

ミヤザキケンスケ

EPISODE004

世界へ飛び出し、現地の人々と共に壁画を描く「Over the Wall」プロジェクト。 アーティスト ミヤザキケ...

2019.04.05

Episodes

麦野優衣

EPISODE001

青山テルマ、RIRI、ちゃんみな、など数多くの次世代アーティストへの楽曲提供や、ボーカルディレクショ...

2017.08.25

Episodes

中川龍太郎

EPISODE001

映画祭での受賞により映画監督として歩みだした中川龍太郎。彼の作品に象徴される「死」は、より人間の...

2017.02.17

Episodes

深田崇敬

EPISODE001

誰でも一度は夏祭りですくった金魚を家で飼ったことがないだろうか?簡単な水槽に石とプラスチックの水...

2018.04.06

NEXTYLE -ネクスタイル-

自分創造メディア 「NEXTYLE」
NEXTYLEは時代を創造するグローバルクリエイターたちの「スタイル」を共有する空間。
NEXTYLE は、日々自分と向き合い、全力で夢の実現に向かって歩む
アーティストやクリエイターの満ち溢れる情熱にフォーカスを当て、
彼らの「今」、そしてこれからの「ビジョン」を映像コンテンツとして映し、ユーザーの皆さんに届けます。

ページ上部へ