Episodes

内田慎之介

EPISODE002

多くのライブペインターが存在する中、「マンガ」そのものをライブペイントで創り出すマンガライブペインター内田慎之介は、ついに勤め先の会社を退社しプロフェッショナルとしての一歩を踏み出した。内田慎之介が描くその作品は誰もがわかるやすく、そして誰もがチャレンジしていない「未開の地」である。だからこそ、観る人の多くが初めての体験であり、通行中でも足を止めてしまう。この作品を「ジャンル化」してしまう勢いの内田慎之介に多くのアーティストたちが注目している。今回のインタビュー動画ではまさに企業で社員をしながら活動していた時期と、パフォーマー一本で活動し始めたまさに「内田慎之介的ビフォーアフター」なインタビューとなった。そんな活動的内田慎之介に舞い込んできたのはロシアへの作品出展。そこで内田慎之介が目の当たりにしたのは日本のアニメやマンガへの熱狂的なファンたちだった。この時世界の距離が一気に縮まったようだ。一つ一つの出来事が、会社勤めの頃とは大きく違うのを感じつつも、その頃の経験が今に大きく生かされている事にも気づいている内田慎之介は、今まさに「創作で解放」を感じている。また以前よりもパフォーマンスに於ける「克服すべき課題」なども以前よりもさらに明確であった。「見せる」ことにより「魅せる」という意識が根付いてきている。当然セルフマネージメントも重要になってくる。全てを1人でこなす内田慎之介だからこそ、どう見せるか、そしてどのように展開させて行くか?!をより一層考えるようになっていた。プロフェッショナルとしての扉を開けてしまったのだと、内田慎之介から出てくる「言葉」にそれらを感じつつ、エピソード1の動画を改めて見てしまった。今の内田慎之介は明らかに以前の内田慎之介ではなかった。経験、技術、感性、それらを融合したパフォーマンスを限られた制限のなかでいかに演じ切るか、「好き」だけでは続けられない領域に直面している今がまさに正念場でもあるが、「そこ」に立てた事に感動しているようにも思えた。その先の内田慎之介は自身のパフォーマンスの中で見えてくるだろう。

 

内田慎之介 Read More

2018.09.21

RECOMMEND

Episodes

笠井“どん”快樹

EPISODE002

人気バンド「鶴」のドラムを務める笠井“どん”快樹を語るに於いて、とても重要なエピソードがある。それ...

2018.08.29

Episodes

三遊亭歌太郎

EPISODE001

アニメ「昭和元禄落語心中」や漫画「じょしらく」の影響で落語が注目されているように感じる昨今、「落...

2018.07.27

Episodes

久保大樹

EPISODE002

パラリンピックの候補選手には二つのタイプがある。強化指定選手と育成指定選手だ。この育成指定選手の...

2018.01.31

Episodes

たむらあやこ

EPISODE001

「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」という闘病漫画がある。内容とは裏腹に笑いと涙が交差する。そ...

2018.07.04

Episodes

横田陽介

EPISODE002

「遊びが仕事!」と唱えるフリースタイルフットボーラー横田陽介。 遊びながら「大事なことを学ぶ」とい...

2017.10.20

Episodes

kisato

EPISODE002

周囲に落ちている状況を、作品へと昇華させるサンドアートパフォーマーkisato。そんなkisatoが敬意をも...

2017.05.03

Episodes

謳歌

EPISODE002

視覚の魔術師として世界的に注目されているパフォーマー 謳歌。彼が初めてパフォーマンスの魅力に気付い...

2018.06.20

Episodes

金巻芳俊

EPISODE001

木彫作家 金巻芳俊の作品には特定された「メッセージ性」が存在しない。 観る者の想像力、その一つ一つ...

2019.03.22

Episodes

山階早姫

EPISODE003

フィンスイマー山階早姫が「勝ち」を掴む選手として試合に挑める理由が見えてきた。それは彼女の居場所...

2018.01.27

Episodes

塩入冬湖

EPISODE002

自分が「かっこいい!」と思える瞬間が欲しかったと語る塩入冬湖が描いたものは、音楽をする「自分」そ...

2017.09.15

NEXTYLE -ネクスタイル-

自分創造メディア 「NEXTYLE」
NEXTYLEは時代を創造するグローバルクリエイターたちの「スタイル」を共有する空間。
NEXTYLE は、日々自分と向き合い、全力で夢の実現に向かって歩む
アーティストやクリエイターの満ち溢れる情熱にフォーカスを当て、
彼らの「今」、そしてこれからの「ビジョン」を映像コンテンツとして映し、ユーザーの皆さんに届けます。

ページ上部へ