Episodes

笠井“どん”快樹

EPISODE002

人気バンド「鶴」のドラムを務める笠井“どん”快樹を語るに於いて、とても重要なエピソードがある。それは彼の兄の存在である。ドラムはもちろん、サッカーや気に入っている音楽まで兄の影響である。そんな兄から影響された事柄は、兄よりも深くハマっていき、中でも兄から聴かせてもらったロックバンド「UNICORN」のサウンドやスタイルは笠井に音楽という扉を開けさせてしまったのは間違いではない。この瞬間、笠井にとっての「カッコイイ」ものの基準が決まったのだ。そんな笠井の「カッコイイ」は、音楽という世界の中でまるで何かに取り憑かれたかのように探し求めるようになった。その一旦でもあるのがホームグラウンドでもあるバンド「鶴」とは少し線引きした音楽活動であった。今では作曲も手掛ける笠井“どん”快樹が自由に創作できる場所がある。それが「ドン・タカハシ」だ。ミュージシャン高橋レオとの2ピースユニットで、「鶴」で完成されたカラーとは、また一風違ったコンセプトで自由に打ち出している。笠井にとってこれらの活動は自身のアーティストとして、またドラマーとしてのパワーアップにも繋がっているが、それ以上に「鶴」そのものへのメリットを創造している。「同級生として」「バンドメンバーとして」「ミュージシャンとして」…笠井“どん”快樹の「鶴」での役割はサウンド以外のところでも、とても重要な役割を担っている。バランスだ。同級生バンドをいくつか見たことがある。うまく行っているバンドとそうでないバンドがある。うまく行っているバンドの共通点はバランスを担うメンバーがいること!笠井の同級生としての「パート」もまさにバンドと同じように絶妙な役割を担っており、それら互いの役割の絡み具合が居心地良さを作り出す。オーディエンスたちはそんな一面もしっかり感じながら彼らのサウンドにリズムを打つのだろう。まるで自分たちも彼らと同じ同級生でいられるような…。そんな風に笠井のリズムはみんなを導いてくれているのだろう。

 

笠井”どん”快樹 Read More

2018.08.29

RECOMMEND

Episodes

藤川英樹

EPISODE002

藤川英樹のルーツはいつだって「人との出会い」から始まる。ボランティアハウスで出会った一人の「重度...

2017.03.24

Episodes

有田あん

EPISODE001

役者有田あん。幼き頃にたまたま触れた「お芝居」がきっかけで、役者を目指すことに。奇想天外でエンタ...

2016.12.22

Episodes

安田貴広

EPISODE001

「藍井エイル」の楽曲作家でもあり、ロックバンド「Ao」のギターボーカル安田貴広。一見街で見かける好...

2017.07.07

Episodes

松上一平

EPISODE001

3年に一度開催されるヴァイオリン製作最難関コンクール「クレモナ国際ヴァイオリン製作コンクール(トリ...

2017.08.04

Episodes

増田敏也

EPISODE002

世界各国でその国の文化を象徴する一つとして紹介される陶芸。古いものでは2万年前の陶器片が発見されて...

2018.08.15

Episodes

久保大樹

EPISODE002

パラリンピックの候補選手には二つのタイプがある。強化指定選手と育成指定選手だ。この育成指定選手の...

2018.01.31

Episodes

内田慎之介

EPISODE002

多くのライブペインターが存在する中、「マンガ」そのものをライブペイントで創り出すマンガライブペイ...

2018.09.21

Episodes

石田太志

EPISODE002

石田太志のフットバッグへの情熱は一言では表現できない。世界大会での優勝経験はもちろん、日本大会で...

2017.05.26

Episodes

塩入冬湖

EPISODE002

自分が「かっこいい!」と思える瞬間が欲しかったと語る塩入冬湖が描いたものは、音楽をする「自分」そ...

2017.09.15

Episodes

狩野和馬

EPISODE002

「田中角栄」に挑んだ狩野和馬。この田中角栄という人物を演じるということは当時の狩野にとって、とて...

2017.06.30

NEXTYLE -ネクスタイル-

自分創造メディア 「NEXTYLE」
NEXTYLEは時代を創造するグローバルクリエイターたちの「スタイル」を共有する空間。
NEXTYLE は、日々自分と向き合い、全力で夢の実現に向かって歩む
アーティストやクリエイターの満ち溢れる情熱にフォーカスを当て、
彼らの「今」、そしてこれからの「ビジョン」を映像コンテンツとして映し、ユーザーの皆さんに届けます。

ページ上部へ