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EPISODE004
2018年、フットバッグ世界大会でアジア人初の世界一位に輝き、殿堂入りも果たした石田太志。 世界で唯一プロとして活動している石田にとって何よりも掴みたかったタイトルでもあり、諦めずに続けてきた「証」でもある。 石田が掴んだタイトルを得るためには大会に設けられた4種目すべてで好成績残さなければならない。 その上で「総合優勝」への道が拓けるわけだ。 石田が掴んだ「世界一位」とはまさにこの「総合優勝」である。 さらに嬉しいことにフットバッグプレイヤー誰もが夢憧れる「殿堂入り」を果たしたわけだが、「BAPネーム(Big Add Posse)」という愛称が与えられる。 石田が与えられたBAPネームは、石田のパフォーマンススタイルを称えて「SHURIKEN」! これには石田も感激だった。 2014年に1位を獲得してからの4年間は思う通りの結果を残せず苦しい思いもあった。 しかし、日本人唯一のプロとして第一線を走り続ける石田にとって、日々訓練の積み重ねが優勝への道を繋いでいくことを誰よりもわかっていたのだ。 続けることで得る「自信」は何物にも代えられない自分だけの財産となる。 諦めずに自分を信じ、続ける者だけが得られる頂点を石田大志は確実に掴みとったのだ。 もちろんここまで支えてきてくれた家族への想いは一言では表せられない。夢を描いても現実論を唱え、諦めてしまう人々がほとんどだ。 その中で夢を具現化し、成立させている人物は本当に一握りだ。 石田はまさにその中へ飛び込み、掴んだ。 ここからさらに石田が打ち出していくべき「結果」はフットバッグの活性だ。 自分に夢を与え、人々に勇気をくれたフットバッグそのものに石田なりの恩返しが始まっていくのだろう。 是非見守っていきたいものだ!
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