Episodes

神田雄一朗

EPISODE002

「俺の人生 = 鶴」と言い切る3Pバンド「鶴」のベーシストである神田雄一朗は、メンバーとの関係性を「家族と生きていく同じ次元(感覚)」と語るが、誰でも職場の同僚との時間の方が家族より多くなってしまうのは物理的に当然。で、あればだ!神田雄一朗とメンバーは人生の中で誰よりも一緒にいる時間が長いわけである。そんな彼らと苦楽を共にしたマネージメントの森田氏は彼らにとって当然家族であり、兄のような、またある時は父親なのかもしれない。森田氏もまた、彼らとの「会っていなかった時間」を埋めるかのように何をするのでも一緒に歩んできた第4のメンバーだ。そんな森田氏について神田は多くのエピソードを想いに乗せて語ってくれたのが印象的であった。そんな神田に自主レーベルを始める前にとても大きな波が訪れた。初めての挫折だ。アルバム制作時のプリプロダクション収録が、まさかの全て録り直しである。しかも自分のパートであるベースだけだ!流石に心が折れかかった神田を引き上げたのは実は神田自身のポジティブな発想だった。「全部吸収してやろう!」この単純な発想である。が、この単純と言える発想をどれだけの人々が「行動」としてシフトできるだろうか?レコーディングを経験してきた人ならわかるが、プリプロダクションを録り直しということは、厳しい言い方で言うならば、自身の打ち出すフレーズそのものを全否定されたといことである。そう、とても辛い宣告なのだ。メジャーレーベルから自主レーベルを打ち出そうと全員のテンションも上がっている矢先だ。大半が「もういいや…」「実は辛かったんだよねぇ…」などいくらでも言い訳を作ってその場から抜け出すことは簡単だった。しかし神田雄一朗という人間は、ピンチをチャンスに変られる男だった。神田雄一朗無くして「鶴」が舞うことは無いわけで、それはどのメンバーにも言える。もちろん第4のメンバー森田氏もそうなのだ。これからも神田は「鶴」のベーシストとして「音」に挑戦し続けるだろう。その挑戦こそが神田であり「鶴」そのものなのだから。

 

神田雄一朗 Read More

2018.11.02

RECOMMEND

Episodes

みっちー

EPISODE002

物心がついたころから「人前で何かを喋る」ことが好きで、とにかく目立ちたがり屋の子供だった。いまや...

2019.06.14

Episodes

堀江栞

EPISODE001

自分の心に正直に「好きだ」と思うモチーフとまっすぐ向き合い作品を作り出す画家 堀江栞。モチーフとな...

2018.05.18

Episodes

深田崇敬

EPISODE002

今でこそアクアリウム世界大会での優勝や、各国にアドバイザーとして飛び回っているが、実はアクアリウ...

2018.06.22

Episodes

RYUJA

EPISODE001

彼の曲作りのこだわりは至ってシンプルである。「カッコイイ」こと。唯一、この一言である。それを言え...

2017.10.18

Episodes

岩佐麻里子

EPISODE002

「やってみなきゃ分からない!」フィジカルコメディアン岩佐麻里子にとってこの言葉は自分を前進させる...

2018.05.25

Episodes

山階早姫

EPISODE001

生後8ヶ月からプールで泳ぎ始め小学校4年生で全国大会を経験、6年生の時には全国優勝を果たす山階早姫。...

2017.05.19

Episodes

柴野大造

EPISODE004

日本のジェラート大使として常にトップを走り続けてきた柴野大造。 今、彼にとってのモノづくりは新たな...

2019.03.29

Episodes

石田太志

EPISODE003

掴むためには弱点を潰す!石田太志の「勝利の方程式」は、とても簡単な発想であり、とても難しい行動。...

2017.06.07

Episodes

増田敏也

EPISODE002

世界各国でその国の文化を象徴する一つとして紹介される陶芸。古いものでは2万年前の陶器片が発見されて...

2018.08.15

Episodes

菊野昌宏

EPISODE002

江戸時代に作られた「万年時計」をご存じだろうか。日本で創られた時計の中でも複雑な構造が組み合わさ...

2018.10.12

NEXTYLE -ネクスタイル-

自分創造メディア 「NEXTYLE」
NEXTYLEは時代を創造するグローバルクリエイターたちの「スタイル」を共有する空間。
NEXTYLE は、日々自分と向き合い、全力で夢の実現に向かって歩む
アーティストやクリエイターの満ち溢れる情熱にフォーカスを当て、
彼らの「今」、そしてこれからの「ビジョン」を映像コンテンツとして映し、ユーザーの皆さんに届けます。

ページ上部へ