Episodes
EPISODE001
たとえば、動物の荒々しさを一枚のキャンバスに収めようとしたとき、まるで「切り取ったような瞬間」を美徳として描く作家はいるだろうが、「動き」そのものを絵画として落とし込む作家がいる。松島純である。肉眼で見る「一定の時間」があるからこそ魅力を最大限に引き出せることを松島はよく理解している。その魅力を作品へと描く松島は、肖像画を中心に人の動きを描くことを得意とする。もちろんそれは物理的動きだけではない。呼吸もそうだ。彼は、人の魅力が出るその時間を「柔らかい時間」と呼ぶ。ミュージシャン・平井堅の肖像画を描いたときも長い時間をかける中で見える、「内側」を描くことにこだわった。肖像画や抽象画を描くとき、松島にはこだわりがある。肖像画は必ず目から描く。それだけ人物の目から語られる「力」をよく理解している。そして、だからこそ抽象画は目を描かないことが多い。絵全体を1つの作品として打ち出したいという想いなのだ。書き手側だけでなく見る側をよく理解している。これらは皆ロシアのアカデミーで学んできた。もともとロシア文学やイタリア芸術に惹かれていた松島を芸術の世界にどっぷり引き込んだきっかけは「ロシア・サンクトペテルブルク国立美術アカデミー」への進学。他国の良き文化を吸収し、見出だした独特な作風は見る者を魅了し、その躍動的な作品に息を呑むであろう。
2018.03.23
Artist
清水陽子
Artist - 清水陽子 自然のメカニズムが生み出す美しさに魅了されてアートを想像し、創造する。それは...
Stage Director
中村ノブアキ
Stage Director - 中村ノブアキ シアターカンパニーJACROW代表であり、脚本家そして演出家の中村ノブ...
Tambourine Master
GONZO
Tambourine Master - GONZO タンバリン一つで世界を魅了した男がいる。タンバリンマスターGONZOであ...
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神田雄一朗
鶴 - 神田雄一朗 ソウルミュージックとロックを融合させ、ガチなコーラスワークでオーディエンス達を...
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ミヤザキケンスケ
Artist – ミヤザキケンスケ 「見る人を幸せにしたい!」その思いをテーマに掲げ、壁画に絵を描き続け...
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増田敏也
EPISODE002
世界各国でその国の文化を象徴する一つとして紹介される陶芸。古いものでは2万年前の陶器片が発見されて...
2018.08.15
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菊野昌宏
EPISODE002
江戸時代に作られた「万年時計」をご存じだろうか。日本で創られた時計の中でも複雑な構造が組み合わさ...
2018.10.12
Episodes
深堀隆介
EPISODE002
金魚に出会う前も、やはり魚には惹かれていたのだ。5mにおよぶホッケの骨を模写し、木で作りあげた深堀...
2018.02.02
Episodes
藤川英樹
EPISODE003
「人と人の出会いが人生を豊かにする」その理念を独自の解釈で表現し、「接客」「お客様」という少しか...
2019.03.15
Episodes
須田英揮
EPISODE002
「世界を見れるサウンド」サウンドプロデューサーにこの一言を言わせた須田英揮。一つのサウンドにこだ...
2017.08.11
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金巻芳俊
EPISODE001
木彫作家 金巻芳俊の作品には特定された「メッセージ性」が存在しない。 観る者の想像力、その一つ一つ...
2019.03.22
Episodes
南正彦
EPISODE001
鉛筆や木炭を使って「心象風景」を描く美術作家 南正彦。もともと学生時代は油絵を専攻し人物を描いてい...
2018.06.13
Episodes
松上一平
EPISODE001
3年に一度開催されるヴァイオリン製作最難関コンクール「クレモナ国際ヴァイオリン製作コンクール(トリ...
2017.08.04
Episodes
榎木智一
EPISODE001
LEDを使った光の演出で、「和」と「ダンス」を融合させたパフォーマンス集団「TOKYO SABERZ」。旗揚げか...
2018.07.11
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田島大輔
EPISODE001
岡村靖幸のバックダンサーを経て、夢であったダンサーとしてのデビューを掴んだ田島大輔。 その後インテ...
2017.02.03