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森本麻里子

EPISODE001

「目標を達成するのが楽しい!」と語るのは陸上競技 三段跳びの選手でありボブスレーの日本代表でもある森本麻里子である。彼女が陸上競技を始めたのは小学校6年生の時。兄の影響だった。子供のころから走るのが大好きで、特に100m走は得意中の得意。しかし、大会でなにか結果を残したことはなかった。そんな中学の時、顧問の先生に勧められた「走り幅跳び」。多感な中学時代、砂で体が汚れるのが嫌だと思っていた競技に思い切って手を伸ばした。すると初めて出た大会にもかかわらず優勝を飾ったのだ!驚きの中で先生から告げられたのは「全国中学校体育大会」への道だった。しかし、結果は10位。始めたばかりで素晴らしい結果だが、森本は悔しかった。そうしていつの間にか森本の「勝負の炎」を灯してしまった走り幅跳び。瞬発力や跳躍力など陸上競技にのめり込むのと同時に勝負の世界そのものに引き込まれていった森本は本格的に陸上競技に進路を定め名門 日本女子体育大学に進学し上京した。馴染めない環境にスランプに陥ったが、その時に出会ったのが三段跳びである。三段跳びにのめり込んでいく森本はいつの間にかスランプすらどこかへ飛んでしまい新たな挑戦が始まった。社会人になってからはボブスレーのスカウトを受け、適性検査を受けた森本は、その後ドイツでトレーニングを行いながら初大会がなんとワールドカップ!しかも初めての日本代表でもあった。その経験は責任感など森本にとってこれからの学ぶべきとても大きな要素を掴んだ。そして成長にも繋がった。走るのが大好きで導かれたように陸上に触れ、気が付けばオリンピックを目指す選手として今日に至る森本。ようやく世界のスタートラインに立てたと語る森本はとても目が輝いている。この先様々な大会の向こうにオリンピックも控えている。日の丸を背負ってゴールを掴んでほしいが、それ以上に彼女の成長していく一歩一歩の「ジャンプ」といったチャレンジがみんなを元気付け、勇気に変わっていくのだろうと感じた。

 

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2018.09.14

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