Soul Mate Record – 森田和人

3ピースバンド「鶴」を見出した男、森田和人。彼が「鶴」と出会ったのは老舗ライブハウス「新宿JAM」で店長として働いていた時だった。元々バンド志望だった森田は「ESPミュージカルアカデミー」に通いながら音楽漬けの日常をおくるべく、新宿JAMでバイトをするようになった。そんな森田の人生を決定付けた出会いがまさに「鶴」から渡されたデモ音源のCDだった。最初に惚れたのは森田の方だった。今となっては互いに家族以上に深い絆で繋がっている彼らは、周囲から森田を「第4のメンバー」と呼んでいるほどだ。ライブハウス発のレーベル「JAM orchestra records」を立ち上げ、その第一弾アーティストに選ばれた「鶴」だが、それは森田と「鶴」の歩みが始まるスタートでもあったのだ。もちろんそんなことは互いに想像もしていないことであり、みんなが必死だった。気が付けば、作り上げたCDを引っさげ全国のライブハウスを巡り、多くの出会いを一緒に共有してきた。もちろん「鶴」のメンバーにとってはすでに無くてはならない存在であり、森田もまた彼らに対し同じ思いを感じていた。ツアーの準備を手伝っているうちに気づいたらマネージャー同様の活動をしていた。いや、もはやマネージャーなのである。しかも周囲はそれを当然のように理解し、受け入れていたに違いない。いつしか「鶴を大きくしたい！」という思いを抱きながらメンバーと共に歩んできた敏腕マネージャー森田和人が誕生したわけだ。「鶴」もSoul Mate Recordも彼なしでは語れない。またそんな森田のマネージメント手腕に導かれ今では魅力あるアーティストがさらにSoul Mate Recordにジョインしている。さらなる野望を口ずさみながら前進する森田スマイルは印象的だ！東京は新宿の老舗ライブハウス「新宿JAM」。ここは物凄いアーティストも発掘するが、物凄いマネージャーも誕生させてしまったようだ。