Triple Jump Player

森本麻里子

栄光の未来へ Hop Step Jump!

Triple Jump Player – 森本麻里子

陸上競技 三段跳び選手 森本麻里子。日本陸上競技選手権大会では必ず上位に食い込む、注目の選手である。幼少期から走ることが好きだった森本が初めて陸上競技で成果を出したのは、中学生の時に顧問に勧められて始めた「走り幅跳び」。今までどの大会にもひっかからなかった森本だが、走り幅跳びで初めての優勝を経験した。確実な手ごたえを感じたことをきっかけに日本女子体育大学に進学し、「その先」を目指すようになった。しかし、大阪から東京へと上京した森本だが、環境の変化もあり成績が伸び悩んでいくようになった大学時代。そこで講師に勧められ始めたのが三段跳びだった。跳び方に特徴のある三段跳びは誰もが最初は抵抗あるものの、なんと森本は第30回日本ジュニア陸上競技選手権大会で見事優勝を果たしたのだ。今なお上位ランクに食い込みながら確実に自己ベストを伸ばしている。また、社会人になってからスカウトされたボブスレーではドイツに赴き訓練をした。使う筋力も違うなか、森本はそれらの経験をも三段跳びに活かし、瞬発力にもパワーを増した。三段跳びという種目そのものが体型の問題もあり世界に於いて日本はとても難しいポジションだ。たとえ自己ベストを更新しても、それが必ずしも優勝と匹敵する記録にはならないことも多い。だが、森本は決して後ろ向きにはならない。悔しい想いをバネにして、新しいジャンルへと常に挑戦し続ける彼女の姿はとても気持ちがいい。常に初心の気持ちを忘れず2018年をスタートラインと位置付ける森本の意気込みは頼もしいほど伝わってくる。陸上競技会での彼女の勇士を是非応援したいものだ!

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