Sound Producer – MATZ

TeddyLoid、m-floといったミュージックシーンを牽引する彼らから熱い視線が注がれる音楽プロデューサーであり、トラックメイカーMATZ。兄のお下がりでもらったiPodから耳に流れてきたエレクトロダンスミュージックはMATZの胸を響かせ、当時15歳のMATZはDAWの存在に導かれ音楽を自ら創造するという世界に足を踏み込んだ。2017年にはWARNER MUSIC JAPANとASOBISYSTEMが手掛ける最新型LIVE&PARTY「YYY(ワイワイワイ)」に「中田ヤスタカ」「kz(livetune+)」「tofubeats」「banvox」と共に参加するなど、トラックメイカーとしてMATZの成長は目覚しい。そして同年7月には自身の待望デビューEPとなる「Composite」をリリース。着実に感性を研ぎ澄ましチャンスを具現化する感覚はMATZ自身の活動に全て現れている。様々なフレーズパターンがプリセットとしてデジタル楽器にバンドルされている昨今、エレクトロミュージックでオリジナリティを打ち出すのが難しい環境下で独自性のある世界観を創造するMATZのサウンドが多方面から注目されるのは納得する。