Dancer
Dancer – 加地卓
CM、歌番組、バラエティーなど数々のメディアに多数出演するプロA級の社交ダンス界のプリンス加地卓。キレとスピードのコンビネーションはまさに圧巻のパフォーマンスだ。そんな彼が社交ダンスを初めて見た時の第一印象はなんと「気持ち悪い」!大学のサークル選びで友達と遊び半分で見学に行ったのがそもそものきっかけだった。しかし、やってみたらどんどん社交ダンスの世界にのめり込み、卒業時には会社の内定を蹴ってまで社交ダンスにどっぷり浸かり、ついには社交ダンスを続けるために上京した。高齢者の趣味としてみられがちな社交ダンス。実際にも高齢者が多い世界であるのは事実だが、加地の舞うダンスはバッキバキのEDM(electric dance music)が低音をドスドス響かせ、アンダーグラウンドな世界観も漂わせながら、それでいて見事なキレッキレのダンスは、もはや「社交ダンス」といったイメージをガラッと変え、全く新しい世界観をエネルギッシュに浴びせてくれる。若者にも興味を持ってもらいたいという想いが加地のステップからは伝わってくる。それだけではない。SNSやラジオ「DANCE WAVE」で社交ダンスの魅力を精力的に発信し続けている。そしてそれは社交界でも新たな試みとして注目されている。また、自身のダンススタジオである「STUDIO DANCE WAVE」を立ち上げ、生徒に社交ダンスを教えているインストラクターとしても活躍。競技者として、インストラクターとして、ダンサーとして、社交ダンスを基盤に猛スピードで駆け回る加地卓から目が離せない。