Dancer – 黄帝心仙人

RIAA（アメリカレコード協会）による6つのプラチナ認定を持つ女性ラッパー、Missy Elliott。彼女自身からのオファーを受けMVに参加した日本人ダンサーがいる。黄帝心仙人だ。ダンサーであり振付師、さらにダンススクール主宰はもちろん、プロデュースから主宰ダンスチーム…活動内容が凄すぎる！UNIQLO社によるCM「UNIQLOCK」では「カンヌ国際広告祭」グランプリ、「東京インタラクティブアドアワード」グランプリ、SoftBank社開発によるヒューマノイドロボット「Pepper」開発に携わり、ももいろクローバーZによる「ももいろクリスマス2014さいたまスーパーアリーナ大会～Shining Snow Story～」では自身が主宰を行うダンスチーム「タイムマシーン」でダンスプロデュース含め出演、そしてついにはあのジョージ・ルーカスやルーカスフィルム公認の「STAR WARS PARTY」に、演出と出演を果たすなど掴むスケールがとてつもなく大きい。アニメーションダンスのパイオニアと謳われるだけに、呼ばれるところが本物思考な団体が多い。まだまだここには書ききれないほど幅広い活動を続けおり、その勢いは国内外問わずと言ったところだ。そんな彼がダンサーとして活動するきっかけになったのが、足首の粉砕骨折だった。サッカー選手になるのが夢だった彼にとっての大きな挫折、しかしその先に出会ったダンスという世界は新しく、そしてチャレンジだった。足を大きく動かせないため、彼が独学で学んだのは上半身を自由に動かす特訓。その時はアイソレーションという言葉も知らないままガムシャラに自分のできる動きを探していた。そうして生まれたのが、「黄帝心仙人」としての独自パフォーマンスだった。弱みを強みに変換させる「意識と意志」、そして自身のアーティストネームにも綴られているように、とても強い「心」の持ち主。自身の経験から日々学ぶ強靭な精神と肉体が物語るものは生き方であり、「誰にでも可能性がある」ことを教えてくれているようだ。