Singer Song Writer
Singer Song Writer – DAISUKE
メッセージを作詞作曲として伝えるシンガーソングライターDAISUKE。彼がシンガーソングライターとして「今」を掴んだ経緯は必然かもしれない。日本国内のみならず世界中に衝撃を与えた1995年の「阪神・淡路大震災」でDAISUKEの祖父母は陸上自衛隊によって救出された。この当時の様子を幼少期から聞いていたDAISUKEは自身の中にある命の尊さから「誰かを助けられる仕事に就きたい」という想いが芽生え陸上自衛隊へ入隊。そこでの様々な経験は人を守るという想いをさらに膨らませ、そこから湧き出る想い(メッセージ)を形に残そうと、その行動は後のシンガーソングライターDAISUKE誕生の足がかりになった。シンガーとして、作家として自分ができることを具現化しようと試みる彼の想いは一枚のデモDCに託され、随所に散りばめられた「人を想う気持ち」を描くその作品は音楽事務所のマネージャーに渡り、彼を音楽業界の一線に伸し上げた。DAISUKEの描く歌詞はどこか問いかけるような「言葉」の中に、その人物をいたわる想いや背中を押してあげる歌詞が多い。彼のような流行りに流されず「実」からメッセージを描ける作家がこれからも音楽シーンに切り込んで欲しいと感じる。今後の彼の活動には是非注目したい。